2014年に仏の経済学者トマ・ピケティ氏著の「21世紀の資本」が発売され話題となった「r>g」という言葉は、私が投資を始めるきっかけになった言葉です。
「r」は株式や不動産等の資産が生み出す収益の事で、「g」は自分の労働から得られる給与所得の事。「r」の資本収益率は年5%程度で、「g」の資本収益率は年1~2%であるという研究結果から、つまり労働によって得られる富よりも資産運用から得られる富の方が成長が早いという事が分かった。
私は会社で得た収入から生活に必要なお金以外は全て投資に回し、種銭を可能な限り早く大きくする事を意識するようになった。また投資についての勉強も始め、支出の中身や生活スタイルまで大きく変わるきっかけとなった。煙草・お酒等体に悪い嗜好品や毎月支払の大きな車も辞めた。休日も図書館で投資に関する本を読んだりして、お金がかからず且つ楽しめる事を探すようになった。
決して「g」の給与所得を疎かにして良いという事ではない。何故なら「g」の給与所得は「r」の種銭だから大きければ大きいほど良い。とにかく投資活動を行い継続する事こそが資産を大きくする近道で、「g」のみではお金持ちにはなれないという事。
2014年に投資を始めた時は国内株のキャピタルゲインでした。その後インカムゲインになり、米国株のDRIPを経て米国株オプションに辿り着いた。今後も投資スタイルは変わるかも分かりませんが、その時代に合ったスタイルにチャレンジして、楽しみながら成長出来ればと思う。
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